2012年、声豚もとい声優オタの皆さんは声優の結婚という話題にドギマギしたことと思います。例年、大なり小なりある話題ですが、いつになく特に女性声優の結婚の話題が多かった一年でした。
どっかにまとまってないかと思って探したら、ニコニコ大百科にまとまってました。
坂本真綾さんは去年でしたか。個人的に印象的なのは年末に滑りこんできた山本麻里安さんですかね。あるいはAice5初となった神田朱未さんかな。世間の声としては田中理恵×山寺宏一が一番のビッグニュースでしょうか。
結婚ラッシュと言われるほど、この1年は声優の結婚という話題が多かったように感じるんですが、同時にネット上の反応を見ていると概して祝福ムードが多いというか、あまり声優オタの皆さんの阿鼻叫喚の地獄絵図は見られなかったのではないかと思います。
いやぁ、そりゃそうだよ。さっきのまとまったリストに挙がってる方々の年齢を平均すると余裕で30歳を超えてるんだもん。若いと思ってた沖佳苗ですら28歳だよ。『フレッシュプリキュア!』ってもう3年以上前なんだもんな。
一方でスフィアのストーカーブログ騒動というかスキャンダルは去年の話だけど、あの事件は声豚の執念っておっかないなという感想しか出てこなかった。クリスマス恒例の監視スレももはやネタだと思ってるけど狂気しか感じない。正直なところどこまでがネタでどこからが本気なのかがよくわからんけど。
「処女膜から声が出てない」というのはキチガイじみた名言だと思いますが、どこまで真実なのかはよくわかりません。ていうか真実は存在するんでしょうか。でも少しズレてすっかり黒認定されてるけど、戸松遥がヒロインをやってるアニメの安定感ってあると思うんですよ。最近だと『ソードアート・オンライン』とか『となりの怪物くん』とかかな。逆説的には「恋を知ってるからできるヒロインの芝居」もあるということに声オタの皆さんは気づいてるんでしょうか。
似たような話でここ数年で一番強く感じたのは、『青の祓魔師』における林原めぐみですね、奥村兄弟の母親ユリ・エギン役。近年すっかり仕事のペースが落ちてて、『ポケモン』くらいしか出てない林原さんですが、珍しく『ポケモン』以外で出てきたと思ったら見事な母親役に魅了されたもんです。結婚・出産を経た林原めぐみのこの芝居っぷりというのは声優界における重要な財産のひとつなのではないかと思います。あ、そういう意味では『うえきの法則』の植木春子の方が先なのか?
『バクマン。』における井上喜久子の小豆美雪役とか、『スマイルプリキュア』における國府田マリ子の星空育代役とかっていうのも同種の魅力だと思います。マリ姉は子持ちじゃないか。でもそういうこと。母親役ができる説得力って重要なんじゃないかと思うわけです。人生経験ある方がいい芝居ができるんじゃないかな。それをベテランの魅力とも言うのかもしれないけど。
そんなわけで私は声優さんの結婚を応援しています。山本麻里安さんが結婚してしまった今、「永遠の女子大生」こと榎本温子さんが一番気になります。
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